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なんだろね~の奥にあるもの



3/3のファミリーに、
ヒッポのインターンシッププログラムで
4ヶ月間メキシコへ行っていたシュンスケが
来てくれました。

彼のメキシコでの仕事は
メキシコのヒッポオフィスでの
お手伝い。

その彼の"あり方"が
なんともユニークで
ことばと人間の不思議が
たくさん詰まっているような気がしました。



お母さんのお腹の中にいる時から
ヒッポに参加していたシュンスケ

5年前、
雪の学校に参加して
ロシアの女の子と
英語で楽しそうに話している
ゴローちゃんの姿を見て、
英語が話せるようになりたいと
初めて思った。

話せるようになりたくて
一生懸命勉強した。
(ヒッポじゃないんかーい❗️)

勉強したおかげで
読み書きはできるようになった。
話せるようにはなっていない。
(シュンスケ談)

世界で、
英語の次に話されているのがスペイン語。
だから、次はスペイン語をやりたいと思い
メキシコへ行くことにした。

しかし、
ヒッポには全然参加していないし
全然勉強もしていない。
家でCDは流れていたが、
ヒッポの子どもなら誰もができる自己紹介も
できない状態で旅立った。

4ヶ月後、
話せるようになって帰って来た。
CDのスペイン語もほとんどわかる。

なんだろね~
(シュンスケ談)

ヒッポに対して
全然積極的ではなかったのに、
スペイン語なんて
全然興味がなかったのに、
話せるようになった。

なんだろね~

ヒッポのメンバーではなく
シュンスケと同じくらい
モチベーションの低い子が
4ヶ月間メキシコにいても
シュンスケのようには
ならなかっただろうと
容易に想像がつく。



さらに興味深かったは、
シュンスケの韓国語。

ヒッポの環境にプラスして
韓流大好きな両親のもと
韓流ドラマやバラエティが
家でいつも流れていた。
お母さんに韓国語で話しかけられ
それが嫌で泣いてしまった。
トラウマ(シュンスケ談)

そんなわけで
大っ嫌いな韓国語だったのに、
メキシコのヒッポメンバーに
「これは韓国語で何て言うの?」
と質問されると
不本意ながら全て答えられた。

そのことを
本当にチッという顔をして話す
シュンスケの表情がinteresante だった。

世界で話す人が多い順に
話せるようになりたかったから
英語、スペイン語の次は
中国語とかフランス語を考えていたのに
その順番が狂ってしまったことも
不愉快だったらしい。

話せるようになんかなりたくない
と思っていた言語でも
環境さえあれば話せるようになってしまう。

どんなに心や耳を閉じていても⁉️

なんだろね~



こんな風に
自分の中で起こっていることに対して
自分であれこれ意味付けするのではなく
そのまま置いておくシュンスケのスタンスも
稀有だなー、貴重だなーと思いました。

ファミリーに来てもらうようお願いした時も、
「30分話してね」
「こんなことについて聴きたいな」
などと、
事前に
あれこれお願いらしきことを
していたのですが、
会場に現れたシュンスケは
ほとんどノープラン。
自分のクチからどんな話が飛び出るのか
自分自身にもわからない
と言った感じだったのです。

まるで風に身をまかせて揺れる
ススキのようでした。

何も加えない、
何も削らない、
そんな彼が見せてくれるその"あり方"に
ことばと人間の不思議が
いっぱい詰まっているような気がします。


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